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「俺はお前の髪の方が好きだけどな」 再び私の髪を触り始めた加賀君は目を閉じ、そっと髪を口元に持っていった。 するとそのまま髪に唇が触れた。 わわっ/// 加賀君…髪にちゅうしてる… 10日前、てっきりキスされてしまうものだと思った時にはすごく嫌だと思ったのに… 髪にキスされるのは全然嫌じゃありませんでした。 それどころかその行為がとても艶やかで目を奪われてしまいます。 「お前、顔真っ赤」 「それは…///」 「マジで林檎みてぇだな」 そう言った加賀君の言葉に更に顔が赤くなってしまった事は言うまでもありません。
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