★第2の一歩★

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「そない所に転がってたら死体かもしれへんと思うやろが紛らわしい」 ‥‥‥ああ、そうですよねそう言う世界でしたねココ 「ビルから飛び降り自殺でもすれば丁度その辺りに落ちそうやろ?」 『‥‥すま“ぐきゅ~~~”』 俺の腹よ、空気読め‥ 「‥‥食べるか?」 オシャレ眼鏡さんは呆れた顔で食べ掛けのパンを見せる 『‥‥いや、俺、変?』 昨日は街で避けられたし、髪も目も目立つし あんま人に関わっちゃいけないのかなと 昨日は変態赤毛さんに会ったしね‥ 「なんや、自覚しとんならその目立つ見た目もうちっと隠すなり何なりしいや、でないと悪りぃ奴にとって喰われんで」 それを言われて初めて気付いたが寝る前は確り被っていたフードがとれて、その白い髪をあらわにしていた ヤベッ! 『み、見た?!』 「おお、バッチリ!」 俺のバカァァァ!! .
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