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――――‥
『ご馳走さまでした!』
「はいはい、お粗末さまでした」
確りと両手を合わせオシャレ眼鏡こと
矢崎桂吾(ヤザキケイゴ)
24歳
に頭を下げた。
‥‥だってお腹減ってたんだもん仕方ないじゃん!?
それに、皆が皆、昨日みたいな変態赤毛キチガイな訳じゃないと思うし警戒し過ぎかなと
つーか、俺の自意識過剰なのかも知れないだろ?
それだったらかなり痛い人だろ俺‥‥
「んで、話は戻るがクロは記憶が曖昧な状態でその公園にいたんやな?」
昨日からの事を洗いざらい喋っちゃいました
ご飯中に何気なく聞かれるから、あれよあれよと‥‥
餌ずけされたのか?
ただ、死んだ事はふせてあるけどな(病んでる人に間違われそうだし)
因みに“クロ”って言うのは俺の名前
生前飼っていた猫の名前だが、俺自身の名前がどうしても思い出せなくて仕方なく使わせて貰ってる‥
人間の名前じゃないけど俺にとっては数少ない生前の記憶だから忘れない為ってのもあったのかも
まさか、あの夢の記憶が早速に役に立つとは
『ああ、そんでもっていつの間にか刀を持ったキチガイを投げたり、殴ったりで最終的にはダッシュで逃げた』
「はぁ~ようあないキチガイとやりあえたな、一騎当千の強さに極度の戦闘狂の千戯に投げる殴るてやりおるわ。見た目に似合わずクロは強いんやな」
『いや、俺も無我夢中で何が何だか‥。その千戯ってそんなにヤバかったのか(汗)』
「殺した人間の首で楽しそうにサッカーするような男やで、何処がヤバくないのか俺が聞きたいくらいや」
わぁMr・キチガイ
「そんなキチガイに目を付けられて大変やな(笑)」
『他人事だと思って‥此からバイトとか探さなきゃいけないって言うのに、とんだオプションが付いちゃったよ‥‥』
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