★第2の一歩★

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大変なヤツに目をつけられたなと思いながら、側にあったクッションを抱き込み顎をのせる 矢崎桂吾の部屋には沢山の機械が置かれていて居間を所狭しと占領していた。 趣味なのだろうか? 真ん中に置かれているソファーとテーブルには観葉植物と食べ終えた後のパンの袋の山 捨てたいけどゴミ箱らしきものがないから放置 「バイト探してるんか?」 『俺、財布も携帯も無いからな。この先何をやるにしても手持ちがなきゃ生きて行けない』 「成る程~、じゃあ俺ん所でバイトしてみぃひん?日給10万で今すぐ入居可能の住居も付けんで」 に、日給10万!? どんな仕事をすればそんな日給が出るんだよ?!! 「クロは強いみたいやし変装して隠せばイケるイケる♪ なに、ちょっと俺の商品を客に直接届けてくれれば良いだけやて」 『怪し過ぎて泣けてきた』 .
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