★伝書鳩のお仕事★

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『おなきゃすい‥』 ガシッ 『ふぎゃっ(舌噛んだ)?!』 突如男の小脇に抱えられた俺 ペシペシと弱々しく抵抗する俺を無視して桂吾の部屋のインターホンを無表情で連打する 桂吾の知り合いか? にしても眠い、俺寝起き悪いな~ 疲れが思った以上に貯まってたんだろうか‥‥ 色々あったからなぁ 「あ゛〰〰〰〰ピンポンピンポン連打すんなや鬱陶し!ってなんや古虎か。朝っぱらからピンポンダッシュとはえらい暇人やな」 「あほか、ダッシュなどしてないだろうが。其よりコレが昨日話していた新しい伝書鳩か?」 古虎と呼ばれた男が顎でウトウトと眠気と闘う俺を示す 『‥桂吾ごひゃん(ごはん)』 ‥‥‥‥‥‥ 「‥‥コレで本当に大丈夫なのか?」 「‥まぁ、問題ないやろ?」 『ごひゃん~(ごはん)』 駄目だ俺、自覚があるのに口調がグダグダから回復しない なんて赤っ恥‥‥ .
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