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『おなきゃすい‥』
ガシッ
『ふぎゃっ(舌噛んだ)?!』
突如男の小脇に抱えられた俺
ペシペシと弱々しく抵抗する俺を無視して桂吾の部屋のインターホンを無表情で連打する
桂吾の知り合いか?
にしても眠い、俺寝起き悪いな~
疲れが思った以上に貯まってたんだろうか‥‥
色々あったからなぁ
「あ゛〰〰〰〰ピンポンピンポン連打すんなや鬱陶し!ってなんや古虎か。朝っぱらからピンポンダッシュとはえらい暇人やな」
「あほか、ダッシュなどしてないだろうが。其よりコレが昨日話していた新しい伝書鳩か?」
古虎と呼ばれた男が顎でウトウトと眠気と闘う俺を示す
『‥桂吾ごひゃん(ごはん)』
‥‥‥‥‥‥
「‥‥コレで本当に大丈夫なのか?」
「‥まぁ、問題ないやろ?」
『ごひゃん~(ごはん)』
駄目だ俺、自覚があるのに口調がグダグダから回復しない
なんて赤っ恥‥‥
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