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『バーカバーカ(涙目)!』
俺は素早く赤毛さんから距離をとり、涙を堪えながら子供臭い悪口を叫んでます
だって、脳みそプチパニックで何て言っていいか解んないんだよ!!
「いてて、可愛い反応ご馳走さま☆
無理矢理組敷くのも燃えそうな位ノンケなんだね、という事はまだ男を知らな‥」
『イヤァァァ聞きたくない聞きたくない!!』
「アハハ面白い♪」
なにこの人性格悪!
バンバン‥‥
突然の発砲音にビクリと肩を揺らす
目を向けた公園の入り口には銃を構える若い男
その目はじっと赤毛さんを睨み威嚇していた
「あーあ、シゲの仲間が来ちゃったし今日は撤退かなぁ」
(何か俺まで威嚇されてないか?俺の足下にも外してあるが煙が‥‥)
てか、スーツの人はいつの間にかいないしあの人(若い男)が助けたのかな?
なら俺がここにいる意味ないし、逃げちゃってもいいよね!
ってことで顔見られないようにコートのフードを被り
『俺一般人ですからぁぁぁ』
一般人だから撃たないでと暗に伝えつつ逃亡しました。
だって、あの若い男、俺まで敵視してたんだもん
それに赤毛さんから離れたい、出来るなら星の彼方まで‥‥
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