第1章 もろい絆

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「あなた、また借金してきたでしょ!」 「ぁあ?テメェ俺に文句あんのかぁ!!」 「えぇ、あるわよ!!」 まただ。また夫婦喧嘩してる…ここんとこずっとだ。 ?「美帆、大丈夫だからな。」 美「うん。ありがとうお兄ちゃん…。」 私のお兄ちゃんの松本大地。小さいこれからずっと私を守ってくれてる。 両親の怒鳴り声だけが、家中に響き渡る。 ドスッドスッ… 私たちがいる二階へ上がってくる父の足音が聞こえる。 父「美帆!!大地!!出て来い!!」 父の怒鳴り声が近づいてくる。 そして私たちは、部屋から引っ張り出されリビングに連れて行かれた。 リビングでわ、母がタバコをふかして待っていた。
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