第1章 もろい絆

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朝になっても顔の腫れはおさまらない。 隣にはお兄ちゃんの顔。 唇が切れていて、血が出ている。 大「おはよう。美帆」 顔中腫れているから、笑っているかすら分からない。 美「おはよう。お兄ちゃん」 お兄ちゃんは、学校に行く支度を始めた。 今更だけど、私は学校に行ってない。普通に生活していたら小学3年生だったけど… 私は、悪い子だから学校にも行かせてもらえない…
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