2日目

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携帯のアラームで起きた。 これが小説か何かなら、めざまし時計なんだろうが、この部屋に時計は無い。時間は携帯とテレビしか教えてくれない。 僕は電気ケトルに水を入れ、スイッチを入れると、慣れたスーツに身を包んだ。 そして沸騰したお湯でコーヒーを飲んだ。 少しテーブルにお湯が零れた。 ティッシュで拭いた。 「朝は食わねーのか」 僕は家を出た。
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