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帰りの支度を済ませ校門へ行くと
米谷は携帯をいじりながら待っていた。
米谷「おっ!!来た来たぁ~」
米谷は俺に気付くと
携帯をしまい学校の外へと歩き出した。
俺も米谷に続くように校門を抜け
米谷の隣に並ぶように歩いた。
すると
米谷はこんな話題を振ってきた。
米谷「今日来た転校生…どう?」
片桐「どうって?」
言葉の意味が分からず俺は聞き返す。
米谷「可愛くなかった?」
片桐「別に…………普通じゃねーの」
おそらく可愛い部類には入るのだろうが
女嫌いの俺には興味のないことだ
米谷「そう?多分そうとう可愛いと思うよ!まぁ……俺は……山本ちゃんとかがタイプかな~。イッチーは?」
片桐「知らねーよ!!!つーかお前、本当に女嫌いなのか!!よく可愛いとか言えるよな」
結構強めに俺が言うと……
米谷「嫌いだから何股もかけれるんでしょ~。あと、可愛いのと嫌いってことは別に考えてるから、俺!」
と、意味がよく分からないことを言い出した。
片桐「………もういいや…めんどくせぇ……」
そんなくだらない話をしていると何処からか女の声が聞こえた。
??「ちょっと……何なん!!!!」
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