君と出会えたこと

いつもの日々

青山「ねぇ聞いた？今日大阪から転校生来るんだってさ!」

楽しそうに話をする青山。

そしてその話を学校に着くまで頑張って聞いてあげる俺。

片桐「へぇ」

こいつは本当によく喋るよな

女の前だとテンパって何にも話せねーのに

青山「聞いてないの？５人も来るんだよ!」

嬉しそうに話す青山。

だがーーーーー

片桐「女かもしれないだろ？」

この一言で………

青山「あっ……………………」

青山のテンションは一気に下がった。

言い忘れていたが青山も女嫌いである。

青山「……………………」

さっきまで騒がしかったのが嘘のように一言も喋らなくなった。

さすがにこの空気には耐えられない

片桐「あっいやでもこんな不良高校に女子が転校して来るわけなくね」

空気を変えようと苦し紛れに言った。

青山「そ、そ、そうだよね」

明らかに動揺してんな

分かりやすすぎ

そんなことを話てる間に学校に着いてしまった。