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教室の中を見てみると
やはり30席あるはずのクラスに女子生徒が8人いるだけだ
片桐「何だ……まだ女子しかいねぇじゃん…………えっ……8人?」
もう一回教室を見回してみた
1、2、3、4、5、6、7、8…………5人増えてる……
ってことは……
青山「5人多い!!!!!!!!!」
同じことを青山も思ったようで隣で叫び出した。
当然のことながらクラスにいた全員の視線がこちらに降り注ぐ。
先生「おっ!!お前らいたのか?」
今の叫び声で俺達の存在に気付いた先生が驚きながら話し掛けてきた。
青山「え……あ……今…来…ま…した」
未だ落ち着かない青山が片言ながらも返答した。
先生「見ての通り転校生来たから」
いかにも当然のような態度で先生は言う。
おいおい転校生5人とも女子かよ……
3人でも多かったのに……8人って………
先生「あっあと片桐。転校生の一人、席隣だからわかんねぇ事とか教えてやれよ」
先生が追い討ちをかけるように言ってきた。
は?隣?ふざけんじゃねーよ?
そう思い窓際の一番後ろにある自分の席の隣に目をやると
確かに髪の長い女子生徒がいた。
あー無理無理
明日からもっと遅くこよ~
だが今は仕方ないので
俺達はそれぞれの席に着くことにした。
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