君と出会えたこと

いつもの日々

席に着くとさっそくその転校生が話し掛けてきた。

??「福本愛菜言うねん!よろしくな!!」

福本愛菜と名乗る転校生は明るく関西弁で挨拶してきた。

片桐「え……あぁ」

こいつどっかで会ったような……

福･片「「あっ」」

福･片「「あぁー!!!!!!!!!」」

俺と福本の声が教室に響き渡った。

片桐「今朝の女!!!」

福本「今日の無愛想な奴やん!!!」

そう

福本愛菜とは

朝、道を教えた人物だったのだ。

片桐「何だよこの学校の転校生なのかよ!!」

福本「あんたこそこの不良高校の生徒だったん!?」

お互いの存在に驚く二人。

先生「お前ら……うるさいぞ」

ここで先生が注意したため騒ぎは終わった。

何か……気まずくなっちまったな………

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

みんなが静まり返ったと思ったら

急に前の扉が開いて誰かが入ってきた。