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この私がサボれるわけもなく…
私は一人で廊下を歩いていた。
「ったく、あかりのやつ、あたしを一人おいていくなんて、それでも本当に親友かっつーの。おかげで、どんな思いで私は今準備室に向かっているか…。」
ドンっ…
「…ッ。いった…。」
ブツブツ文句を言いながら歩いていたせいで、前を見ていなかった私は、何かにぶつかりしりもちをついてしまった。
―――あれ、いい香り。
これは…バラ?
「大丈夫?」
その顔に顔を上げると…
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