第一章

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「柳澤先生!ご、ごめんなさい!」 私がぶつかってしまったのは、柳澤麻梨子先生。 超美人な国語教師で、学校中の女子のあこがれ。 女の私でも、ついつい見とれてしまうほどだ。 「私は全然大丈夫よ、気にしないで。」 柳澤先生は微笑んだ。 「それより、さっきはずっとブツブツ呟いてたみたいだけど、何かあったの?」 うわっ、聞こえてたんだ。 でも、柳澤先生にだったら、 きっと話しても大丈夫だよね!? 「実は………」 .
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