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あれから半年…
私はまだ尚子と恋人同士の関係だ
そして今日、私はあの時の喫茶店で尚子を待っている…
そう、プロポーズするためだ
天野が教えてくれたのは何も家事だけじゃなかった
もう二度と、君の大切さを忘れたりしない
そう誓って、僕は尚子に渡すつもりの指輪をテーブルの下で眺めている
あと一分で四時…
もうすぐ君が来る時間…
「ごめん、待った?」
「いや、俺が早く着き過ぎただけだよ」
きっと…
きっと幸せにしてみせる
‐Fin‐
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