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「ホンギヒョン、何ですかその目」
スンヒョン君と同じ高さで話していたから
キスされても避けられなかったのは
仕方のないこと。
「もう、やめてもらえます?そのじとっとした目で見るの」
「だって、キスした」
「いいじゃないですか。子供とのキス、1つや2つ」
「2回もしたのか!浮気だぞ!」
「してませんよ!それに子供相手に浮気なんかしませんよ!」
「なっ、大人相手にはする気だな!」
「フニヒョンなら」
「ふっ、フニー!?駄目だ!あいつは絶対に駄目だ!」
「なんでよ。ヒョンより何倍も大人で落ち着いてて、素敵なお兄さんじゃん」
「だからだよ!あいつは俺にはないあの甘ぁーい感じですぐに誰でも誘惑するんだ!」
でも僕は、ヒョンの恋人でしょ?
「なに、ヒョン。自信ないの」
「へ?」
「何回か誘われても全部断ってるし、それに僕にはなんだかんだ言ってもヒョンが1番だから。子供相手にも友達相手にも嫉妬なんかしないでよ」
男なのに、みっともないから。
「ジェジーン!自信持つよ、俺!明日からは子供なんかに嫉妬しない、うん!」
園児よりも疲れるよ、彼氏のお世話は。
end
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