血まみれの勇者様

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その後、ウサとしぃとプリンは、町の中へ入っていった。 町人は、最初プリンに警戒していたが、プリンが何もせず、人懐っこいので、町人は、プリンを可愛がるようになっていた。 ウサは、と言うと… しぃに言われて、強制的に入院させられていた。 ウサ「なんでぇ」 しぃ「フラフラ歩いてたし、大怪我してたんだから当たり前じゃない」 ウサは、治るのは早いが、その分安静にしなければならなかった。 ここでしぃがウサに質問し始めた。 しぃ「ウサは、なんで一人でいるの」 しぃの言葉にウサは、辛そうな顔をする。 ウサ「一人で旅してるだけだよ」 ウサは、無理にでも笑う。 しぃ「なんで旅なんかしてるの」 ウサは、また辛そうな顔をした。 ウサ「楽しいからだよ」 ウサの言葉にしぃは、何か重たい荷物がのしかかったような気持ちになった。 ウサ「いずれ分かるよ」 しぃ「…」
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