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ウサ「…」
プリンは、涙目だった。
ウサが来ていたのは、魔王の四天王の一体が封印されている場所だった。
ウサは、封印が弱まっている事を知り、封印されている場所まで来たのだ。
ウサ「魔力がかなり大きい」
この魔力にしぃも気付いた。
しぃ「まさか」
すると、とうとう封印が解けた。
ウサ「プリン隠れてて」
プリンは、木の裏側に隠れた。
ウサは、身構えた。
ウサ「ここに封印されているのは、フロンだったかな…」
すると、目の前に一人の少女が出て来た。
その少女がフロンである。
フロン「久しぶりの外の空気…あれっ、あなた誰」
フロンは、ウサに質問した。
ウサは、とりあえず名乗って、質問仕返した。
ウサ「四天王の一人のフロンさんだよね…」
ウサの問いに、フロンは笑顔で頷いた。
フロン「四天王の一人だからどうしたの?…!?」
ウサが構えなおした。
フロン「そういう事」
ウサは、戦う構えでいたが、剣をしまった。
フロン「どうしたの?」
フロンの言葉に、ウサは聞いた。
ウサ「魔王の四天王のわりに、なぜ殺気を出さないんだ」
フロンは、ウサにこう言った。
フロン「無駄な戦いはしたくないからね」
ウサ「…」
フロンの言葉に、ウサは、黙ってしまう。
フロン「封印されている時間は、中では時間が止まってる。そのせいで若いままだ」
フロンは、いきなり話し始めた。
フロン「四天王って言われて、最初は、嬉しかった。でも、結局は、利用されただけ」
フロンの顔に涙が見える。
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