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男の子は、周囲を見て、魔物に剣を向ける。
しぃ「ちょっと…あなた大丈夫なの?」
しぃが心配そうに聞いた。
男の子は、しぃを見て頷(うなず)いた。
暗殺者「余裕そうだな」
暗殺者の言葉に男の子は、睨みつける。
暗殺者「村の中の人達は、そろそろ私の部下によって殺されているだろう」
その言葉にしぃは…
しぃ「やっぱり…あなたが魔物に化けるのが合図になっていたわけね…」
暗殺者は、笑いながら答えた。
暗殺者「その通りだよ。今頃は、既に皆殺しかもな」
しぃは、魔法を唱え始めた。
怒りで気持ちを抑えきれないしぃは、怒りに全て任せていた。
しぃ「ライジングサンダー」
しぃが魔法を放った。
魔法は、暗殺者に直撃した。
しかし、暗殺者には、全く効いていなかったのだ。
しぃ「嘘でしょ…」
魔物は、笑っていた。
男の子「でもおかしいなぁ…村近いけど…悲鳴とか一切聞こえないよ」
その言葉に暗殺者の笑いが止まる。
暗殺者「なぜだ…」
すると、男の子が草村に隠していた魔物を投げ出した。
暗殺者「バカな」
しぃ(すごい)
しぃが見たのは、かなり手強い魔物ばかりだったのだ。
それを一人で倒したとなると、しぃは、男の子の事が勇者?としか思えなくなりました。
暗殺者「貴様、闇の世界に葬ってくれるわ」
暗殺者は、男の子の方へ走っていった。
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