血まみれの勇者様

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魔物は、男の子目掛けてナイフを投げ出した。 男の子は、ナイフを避けようとしたが、避けれなかった。 グサッ 男の子「ぐぅっ」 暗殺者は、刃物で男の子を切りつけようとしたその時 しぃ「バーニングフレア」 暗殺者「ぐぁぁぁぁぁ」 しぃは、無我夢中で魔法を唱え続けた。 暗殺者は動かなくなった。 しぃは、男の子の所まで行った。 男の子に名前を聞いた。 男の子は、ウサと名乗った。 しぃ「動ける?」 ウサ「ちょっと無理かな」 ウサは、辛そうである。 しぃ「とりあえず…私の村まで来て、聞きたいこと沢山あるから」 ウサは、困ったような顔をして、頷いた。 ウサ「ごめん…少し離れててくれないかな?」 ウサは、しぃに言ったが、しぃは、何のことか分かりませんでした。 しぃが振り向くと、暗殺者が刃物でしぃを刺そうとしてた。 暗殺者「貴様も道連れだ」 しぃと刃物までの距離は、約10センチだった。 ウサは、しぃの手を握り、後ろに思いっきり引いた。 しぃは、後ろへ倒れ、ウサは… グサッ ウサ「うっ…ちょっと計算外かな…」 暗殺者の刃物がウサの腹部に刺さったのだ。 暗殺者は、その後消えたのだった。 しぃ「何で私をかばったの」 しぃは、ウサに訪ねた。 ウサ「それが僕だから…君には傷付いて欲しくなかったからかな」 しぃ「えっ…」 しぃは、この言葉に本当にウサは勇者だとしぃの中ではそう思ったのだった。
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