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船が、合図を送って来た。コ―リングサインとも言うべきものを、呼び掛けた。
『無国籍者に告げる。こちらは、日本国籍の海上保安隊の暁月の船長です。聞こえますか!アナタ方の船籍は、既に、日本の海を領海侵犯していますので、速やかに出て下さい!これは、警告です。もし、此を無視するか、その儘に停船を続けているならば、。こちらも日本の法律で、強制執行しますので拿捕します。もし、航行不能か、無線が故障か、メ―デを出されたら、姿を現して下さい。船が航行不能であるならば曳航もします!繰り返します』
英語で、もう1度言った。今度は、中国語でいった。繰り返した。今度は、ロシア語で伝えた。
だが、応答は、無い。暁月の船長は、再度の警告を行なった。
曳航弾をちょうした発信先を調べ直した。やはり、角度的には、そこしか無かった。最後の手段が、取られた。拿捕する形で、乗船する事に決定した。
時間は、1400である。ヒトヨンマルマルである。
花菱 副隊長他、波澤、船田、海東、山部、谷間、の6名で決行する。
側に、海上自衛隊所属の秋月が居た
秋月からは、榊 2等海尉、大堀一等海曹、原茄子2等海曹、屋久3等海曹、正己3等海曹、玉路2等海曹、若田海士長、楡(にれ)
が、乗り込みとなっていた!
海士長、の6名は、海上暁月艇と、合流して協力合議して、突入できる体制とする。隊長は、榊 2等海尉、副長は暁月の花菱一等航海士に命令を遵守する
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