第一章 ー王様ー

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俺は中央広場に行ったがそこには 白癒魔士の姿はなかった。 だが先ほどの老婆が、小鳥と戯れていた。 老婆は俺がいることに気づいたのか、 そっぽを向いた。 「あ、あのさ…」 俺は白癒魔士がどこにいるのか 聞こうとした。 "白癒魔士様なら聖堂の中じゃ…お前さんのような者を受け入れてくれるかわからんがのぅ。" 老婆はそういい皮肉な笑みを浮かべた。 「あ、ありがとう。」 俺はそういうと、聖堂へむかった。
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