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「!?」
「音とセンサーでお知らせしますので
阻止するも、守るのも自由です。」
《…なるほど…これで簡単に通れないのか…。》
俺はうなずいていた。
「そして、残りのルールです。
○各個人には部屋が割り当てられています。
鍵はおのおののブレスレッドになります。
○ここではいかなる行為も法的処置を受けない。
○必要物などは共同スペース、
もしくは個人の部屋のモニターに連絡を。
○個人の部屋には特殊なものがあります。ご確認を。
○ここの脱出は今から24時間後です。
○拘束機具は残り45分で外れます。…」
順に音声とモニターが説明文を流していく。
《…特殊なもの…?》
俺はそれが気にはなっていたが
モニターに大きく「スタート」が映った。
そして画面にストップウォッチの様に
デジタルの数字が。
更におのおののブレスレッドがそれぞれの
腕に付けられた。
まずは45分。
勝負のようだ。
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