45分間

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「すみませんが、特例は認められません。」 「…そんな。」 「ものは弁償いたしますので。」 「ここで用をたせって言うの?」 何だか妙に手足の長い人形が 壊れたようなに首を激しく振っている。 「…待って、それは流石に…。」 柏崎さんが口を開いた。 しかし、 「だったら、私も!!」 女子高生は体を激しく震わせている。 「…こうなるので認められませんね。」 人形は手で罰を作る。 「…。」 柏崎さんも反撃の言葉がでない。 「…残り時間は?」 俺は顔を上げた。 すると画面にはデジタルの数字が。 18分代だ。 「…高瀬さん…。」 「…ううぅ…。できればこっちを見ていないで。」 高瀬さんは顔をしかめた後に 深呼吸している。 《くっそ…トイレも認められないのか!? このバイトの目的は何なんだ?》 俺は画面を睨んだ。
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