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レオが風呂から出たら
「だいたい、お前はアイツが好きだったんじゃないのか?」
「そういう貴方もそうでしょう!」
「レオはやらんぞ!!」
「違うな、アイツは風紀仲間であって恋愛対象ではない」
「私だって最初は腐天使に言われてそうかとも思いましたが、違います、あれは憧れ、畏怖、敬愛であって恋愛ではありません」
「だから息子はやらーん!!」
刹那も混じって口論していた
「レオ様、そのような格好ではお風邪を召してしまいますよ」
「「「え!?」」」
セバスチャンはいち早くレオに気がついた
「刹那大好き!」
レオはそんなことより、刹那の息子発言に感動歓喜していた
めちゃくちゃ笑顔で刹那を抱き締めるレオ
「「ブッ!!」」
奇妙な音に目を向ければ
天理と遥が鼻血を流していた
風呂上がりのレオは、セバスチャンが着替えを用意したにも関わらずパンツ一枚
「レオ、服を着ろ」
「だって…熱い」
刹那は鼻血二人を蔑みながらレオに言ったが、上がったばかりで熱いレオは嫌らしい
「レオ様、私に無理矢理着替えさせられるのと、ご自分でお着替えになるのとどちらがよろしいですか?」
ニッコリと笑顔だが…黒い
だが、純粋な我が儘レオをなめてはいけない
「……………着せてくれるなら着せてくれ」
レオは刹那を抱き締めるのに忙しいのです
「なっ!?刹那様…これは大丈夫なのでしょうか?」
「大丈夫だ、問題ない」
そう言いつつ、悩む刹那であった
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