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翌日
朝早くから学校へ向かうレオ達
学校があるのだから朝早くなのは当たり前である
レオは職員室へむかい、無言で扉を開けた
「ノックはいらなかったのか?」
「一言すらありませんでしたね」
「おい、担任居るか?転入生の勇者第二段を連れてきてやったぞ、有り難く思え」
中では職員室会議がひらかれていたが、そんなことレオに関係ない
「橘………まずはおはようと言えないのか?」
「「「そこ違うでしょ!?」」」
担任の的外れな発言に、他の職員がツッコミをいれた
「橘!!貴様礼儀もろくに知らんのか?魔力なしのうえに常識もないようだな!」
一人の男性職員がレオを馬鹿にするように言った
「なんですか?この頭の悪そうな猿は?まさか教師だなんて言いませんよね?はっきり言って程度がしれますよこの学校」
「無能な猿が吠えるな猿」
途端、遥と天理からの毒舌攻撃
さすが腹黒副会長、綺麗な顔で冷笑を浮かべる様は、女王様である
「おや、情報の遅い方がいらっしゃるようですね、よほど無能なのでしょう、礼儀云々おっしゃる前に世間の情報をもっとお知りになったほうが良いのでは?」
完全に圧されている職員にレオが言ったのはただ一言
「つか、あんた誰?」
職員の心が完全に折れた瞬間だった
因みにこの男性
この学校の教頭である
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