とりあえず、友達

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もうやだこいつら…と担任はため息をついて 諦めた 「今日は新しいクラスメイトも増えたので、この前中止になった使い魔召喚の続きをやる、しかし、問題が起こった後なのできちんと召喚について学んでから行うようにと…理事長からのお達しだ」 途端、レオは隠しもせずに嫌な顔をした 「今さら何を学べと言うんだ?簡単なことだろう?」 「それが出来ない馬鹿が居たから授業しなきゃいけないんだよレオ」 ショウが禁忌召喚をしでかしたモブキャラ三人を見ながら、レオを宥めた モブキャラ三人は本来なら退学であるはずだったが 「こんな馬鹿を途中で放り出すことこそ危険だ」 というレオの発言で、ショウが理事長に掛け合い…一年間の罰掃除という処分だけで終わった つまりは借りを作ってしまったのだ、レオに 「ふむ、なら仕方ないか」 「私達は初めてのことですし、先に知識を入れられるのは有難いですよ」 「違いない」 「二人は凄いの喚びそうだよな」 和気あいあいと話すレオ達を… 剣が羨ましそうに見ていたのは………………気づかないふりをした
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