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そして説明を始める担任
「使い魔とは相棒、パートナーである…昔は勘違いした奴らも多くて使い魔の扱いは最低だったが……ギルドの帝や最近では孤高の浮き雲様が間違った認識を持つものにキツイ罰を与え、近年ではわりと良好な関係を築けている」
自分の名前が出てきたが、顔色一つ変えないレオ
そして何故か、ショウやセバスチャンがニヤニヤと嬉しそうだ
「あぁ~くそ、面倒だな…おい学年一位の橘!使い魔の階級と例をあげてみろ」
「下級…猫、犬などの魔獣、中級…ウルフ系など戦闘力の高い魔獣やワイバーンなどの下級ドラゴン種、上級…人型を持つもの天使や精霊、ダークドラゴンなど中級ドラゴン種、最上級…王の位を持つもの大天使や精霊王、古竜など上級ドラゴン種、神級…神の位を持つもの属性神…例外的に悪魔王や竜王なども含まれるが未だ召喚はされず」
レオは淡々と説明していった
「ん?ちょっとまて橘…お前なんで神級についてそんなに詳しいこと…」
「私がお教え致しました」
担任の質問に答えたセバスチャン
「あぁ、そうだったな…一つ間違えた、神級はセバスチャンを除き未だ召喚されていない」
レオは律儀に訂正をいれた
「………そうだったな、お前の執事は神級だったな…執事なのに…」
柔らかな微笑を浮かべるセバスチャンにひくついた笑顔の担任
「私、悪魔で執事ですから」
『キメ台詞キター!!』
刹那のテンションがあがったのは言うまでもない
余談ではあるが、亮も小さくガッツポーズを作っていた
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