とりあえず、友達

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「あぁ~!もういい!橘は常識はずれだ!橘のことは頭のすみに追いやってろ!!」 担任はざわめく教室を静かにさせる 「一応授業は終わりだ!!この前の場所に全員集合しろ!五分以内だぞ!」 担任は逃げた 生徒は次々と移動を開始した 勿論レオ達も 今回は遅刻することなく集合し、天理と遥は魔石を渡された レオは着いてそうそう壁にもたれて寝た 天理は漆黒の刀、遥は銃を作っていた そして、使い魔召喚のとき… 『レオ、天理と遥の使い魔見たい』 と刹那に起こされてレオは召喚を見守った まずは遥が先のようだ 現れたのは………イケメンの金髪碧眼天使 「俺は『熾天使セラフィム』のクゥだ」 熾天使セラフィム…最上級…いや、神級か?などとレオが考えていたとき 当の召喚主、遥は 「腐ってるんですか?」 勇者達と刹那にしか理解できない質問を投げ掛けていた 「いや、ピチピチの新鮮だが?」 それにまともに答えた熾天使セラフィムのクゥ 「熾天使とはセラフィムが名前ではないのですか?」 またしても質問 いい加減契約しろよ 「セラフィムは役職名であって、個人名でセラフィムと名乗っているのは生まれてからずっと熾天使をやってるアルカディアのセラフィム様くらいだ」 「「「アレそんな偉い奴だったの!?腐ってるのに!?」」」 勇者全員がツッコンだ
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