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「ちょっ…ぉ、ちょちょっと!結羽!!知り合い!!??
み、みんなイケメンなんだけど!!」
姫子が1人で興奮する。
そこへ、涼一達が近づいてきて
「よう、結羽。
悪いな、女子校舎まできちまって」
「りょーちゃんが結羽に用事があるっていったから
僕達もついてきたんだっ」
左奈が無邪気に笑う。
「へ、へぇ…
でも、こんな大勢でこなくても…めっちゃ目立ってるし…」
しかも、なぜか女子の皆さんから鋭い視線が…;;
「ぁ、その用事ってのが
俺、今日の帰り部活見学してくから一緒に帰れねーんだけど
気をつけて早めに帰れよ」
「うん、わかったよ」
「じゃあ、それだけ。
寄り道とかすんなよ?」
「あれ、もう用事済んだの??
結羽、ばいばーい」
「帰り道まちがえんなよ」
日向先輩がクスクスと笑う。
「なんか騒がしちゃってごめんね、結羽ちゃん」
小野先輩が申し訳なさそうに
あやまる。
こうしてやつらは去っていった。
ぁ、嵐のようなやつらだな…
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