214人が本棚に入れています
本棚に追加
「ぁ、きたきた!
結羽、遅いぞ」
校舎を出ると涼一が待っていた。
「りょ…りょーいちぃーっ」
私は涼一の元へ駆け寄る。
「ど、どうした」
戸惑う涼一に私はさっきまでの話を話した。
「…な…っ
なに―――――――――ッッ!?」
「ということで、私
男子寮に住みます…
よろしくねー…」
「いやいや、だって!
ありえねーだろ!!
男子寮の中に女子1人だぞ!?
危険過ぎるだろ!!!」
「ぐすん、だから
しょうがないじゃん…
いざとなったら涼一が
なんとかしてよ」
「…お、俺はまぁ…
その、お前を守るけどよ…」
「…よし!その意気だ!!
では、男子寮まで案内してくれたまえ!」
「…もー、この先考えると
頭いてーよ…」
そんなこんなで
私と涼一は男子寮に向かって
あるきだした。
.
最初のコメントを投稿しよう!