粉雪

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   夜の峠はあかりが無くヘッドライトと反射板が目印だ。  絶好調で魔のカーブを攻略するイメージが俺の脳裏に浮かび上がる。  その時だ。  不思議な浮遊感とでもゆうものを感じた。  今までにない感覚だ。  なぜだ?  ハンドルを誤ったのか?  俺は思考をフル回転した。  まばゆい光が俺を包み込む。  なんだ何が起きている?  頭はパニック寸前だ。
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