粉雪

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   いったい何だったんだ今のは。  混乱している俺に追い打ちがかかる。  ビューと冷たい風が吹き抜けた。  それだけじゃないまたもや少女が現れた。  さっきの少女じゃない緑の半透明で髪は腰まで伸びている。  さっきの少女が暖かかったのに対して、この少女は冷たさを感じる。  彼女の後ろにいる七人の小人がちらりと目に入る。  しかしそんなことにかまっている余裕など俺にはない。  この空間から脱出しなければ。  俺は手足を動かした。
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