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「嘘だ!
琉雨が好きじゃないなら・・・・・
さくらって子と、一緒に来たとき
あんなに、辛そうな顔しないよ!」
さくら?
「さくらってあの、煙龍の桜姫のさくら!?」
葵は、コクりと頷いた。
「・・・あの子、まだ」
「鞠の親友でしょ?」
「・・鞠の親友?
葵、あんた親友をなんて書くかわかるか?
親の友って書いて親友って読むんだ。
さくらと鞠は、親同士が友なだけ」
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