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「……」
「離婚届あとサインするだけだから…」
そう言って夫は家を出ていきました。
「…ついにひとりになっちゃった」
にゃぁん
ジャムが私にすり寄ってきてくれました。
「…ごめんね、独りじゃなかったね」
私はジャムをなでてあげました。
それから私はパートを始め、生活費を稼いでいたのですがその頃からジャムは元気がなく自分でトイレに行けないほどでした。
いつものように本を読んでいると珍しくジャムがやって来て私の膝の上で眠りについたのです。
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