再会

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「ちょっとぉ! あたしも話しにまぜてよ!」 真白と私が 仲良く話していると 今度は片手にお酒を 持った美奈が ニコニコしながら 私達の所にやって来た 「いいですよぉ」 「どうぞ」 「ありがと!」 真白と私は 自分達のもとに やって来た美奈に 笑うと美奈の 席を用意し 美奈に座らせた 「なんかもう これって合コン じゃなくて ただの飲み会に なってない?」 美奈は周りを見て 笑いながら言った。 …確かにそうだ。 海斗は来たお酒を ちびりちびりと飲み 夕夜は酔っ払い化した 杏里にただただ絡まられ 椿季と千明は 気が合うのか お酒を飲みながら 談笑してる… 主に千明だが。 そして。私、真白、美奈は 三人で談笑している。 「椿季くん、素敵ですよねぇ」 'タイプですぅ'と 少し赤らめる真白に 私と美奈は 'ふふふ'と笑うと そんな二人に 気づいた真白は 更に赤らめると 「わ、笑わないで 下さいよぉ!」 「「ご、ごめんねぇ?」」 怒ったように言う 真白に私達は また、笑いだし 'もう、いいですよぉ!' と拗ねてしまったようだ 「まぁ、あたしは 千明くんかなぁ」 '面白いし'と 美奈は何故か ニコニコではなく 怪しくニヤニヤと 笑い出したのだ 「美奈さん、不気味です」 「美奈ちゃん、変な人だよ」 「そんな目で見ないで あたしが悪かった!」 と、少し冗談を 交わした私達は また、楽しく 談笑して何が得意とか 一人暮らしとか 色々、話していると 夕夜から'はい、注目ー!' と、手をパンパンと 鳴らされ私達は 夕夜の方に目を向けた
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