5人が本棚に入れています
本棚に追加
マスター
━ジリリリリリリッ
ジリリリリリリッ
ジリリリリピッ━
「……んぅ、朝かぁ」
目覚まし時計を
ガシリッと掴み
目を擦りながら
何時か見る
'8時30分'
「支度しなきゃー
…うぅ、寒い。」
寒いと両腕を
擦りながら洗面所に行き
顔を洗い歯を磨き
いつもしないが
今日はしたい気分だったので
メイクをして部屋着を
洗濯機に入れて
髑髏のロンTに
足元がクシュクシュに
なっているジーンズ穿き
次はキッチンに向かう
「今日は何食べよ?
お腹減ってないしなー
よし、ヨーグルトにしよう」
私は冷蔵庫を開け
ヨーグルトを取り
閉めるとスプーンも
取りソファに座り
時計を見る
時間は'9時10分'
今日はのんびりしているな。
「いただきまぁす。」
時計を見た後
ヨーグルトの
蓋を開けて
テレビもついていない
静かな部屋で
黙々とヨーグルトを
完食してテーブルに
ヨーグルトの空を置き
バックを取り
その中に携帯、財布入れ
片手に家の鍵
片手にバックを持ち
玄関に走り
パンプスを履き
「行ってきます。」
と、誰も居ない部屋に
言い、扉を開けて
出ていき鍵を閉めた。
最初のコメントを投稿しよう!