悲しみの空
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おっ!?何だろう? それは、白い大きな本棚とテレビ台の狭い隙間に、まるで隠しているかのようにはさまっていた。 好奇心からあたしは、つい手を伸ばす。 あっ!写真!? 少し埃かぶっていたからよく見えなくて、指先でこする。 莉乃ちゃんと・・・春!? それに、先生!! そこに映ってる三人は、みんなそれぞれ幼かったけど、確かにあたしの知っている人物だった。
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