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「そこのお姉さん俺らと遊びませんか~?(笑)」
「聖、それはナンパやんけ…よし俺が手本見したるわ!」
俺は周りを見渡してみた。
「あれ、あの子どないしたんやろ?」
そこには道で座り込んで泣いている子がいた。
見た目はキャバ嬢。
顔立ちのハッキリした誰が見ても美人と言いそうな顔だ。
「どないしたん?」
俺はその子に話し掛けてみた。
「え…?あ、ごめんなさい大丈夫です」
「いや、自分泣いてるやん。そんな子に大丈夫ですて言われてもなぁ…」
するとその子は俺の方を睨み付けた。
「大丈夫って言ってるやん!ほっといてや!」
(人が心配してんのに何やねんこの言われ様…)
「あ、ごめんなさい。でも、ほんまに大丈夫やから…」
強引に話をしてもキリがないと思い、俺らはその場を後にした。
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