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「カグ~、元気ないね?」
俺はさっき泣いてた子の事を考えていた。
「カグ~?ねぇカグってば~」
「あ、ごめん何々どした?」
俺はハッと我に返った。
「今日のカグゎなんか変!」
「え~そんな事ないし!今日も里沙は可愛いし!」
俺が意味不明な事を言って里沙に怒られていると、聖がテーブルに来た。
「カグさん女の子泣かしちゃって気にしてるんですよね~(笑)」
「あほか!そんなんちゃう!」
テーブルを勢い良く叩いてしまったせいで、店の全員が驚いた。
すると後輩のアキラが来て
「カグさん、3番テーブルにめちゃくちゃ可愛い子から指名すよ」
「里沙ごめん!ちょっと待っとって?」
「わかった~(・ε・)ムー」
俺はふくれている里沙のほっぺたをつまんで、3番テーブルに向かった。
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