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頭がぼーっとしたまま電話にでる。
「おはよう。今日は朝から仕事か?」
声の主はおばだった。
「朝からやで。何かあるん?」
「そっか…いや、みっちゃんがちょっとしんどがってやるからさ。昼からやったら行く前に顔だしたってくれへんかなって思ったんよ。」
みっちゃんは入院中で昨日も妹とお見舞いに行ったところだった。
家から病院が離れている為、今日は間に合わないと伝えた。
おばも1人で毎日病院に通い心細いのだろうと、なるべく行ける日は行こうと思った。
旦那にも電話の旨を伝えると「俺も明日休みやし行ってこよう。」と言っていた。
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