序章

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『月の裏側から?』 そんなバカな? 『はい、そうなんです。何でも、円筒形コロニーを改造した、<中継ステーション>を介して、あらゆる地点を撃てるというタイプの兵器である模様。 現在、足の速い艦が対応にあたっています。』   信じらんない。ジェネシスの再来か。 あんな物、あってはならない。 あの光はナチュラルもコーディネーターも滅ぼす光だ。   『艦長。今の我々の出きることは?』 『落ち着け、ロイド。我が艦は現在中継ステーションの一つを抑えるために進路をとっている。MS戦になるだろう。頼むぞ。 それと、焦りはミスにつながる。わかってるな?』 『了解。濃いめのコーヒーでも飲んで落ち着いてきますよ。』
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