第三のチート接近的な何か

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言葉と共に災禍を居合い斬りの要領で引き抜く。 黒い刃から一羽の巨大な鴉が放たれ、ガーディアンへと向かう。 「グルァ!!」 ガーディアンは自分に向かってくる鴉を右手に持っている大剣で打ち払おうと振る。 俺は、その時ニィと口角が上がるのが自分でも分かった。 大剣が触れる瞬間、巨大な鴉は無数の小さな烏へと変化し、ガーディアンの身体の至るところを抉りとった。 「グギャァァァァァァァァ!?」 耳障りな悲鳴を上げるガーディアンに肉薄して、災禍で首を刈る。 「ギャ…!」 短い断末魔を上げたガーディアンだった物はすぐに白い炎に包まれ、跡形もなく消えた。 「ふぅ…」 小さく息を吐いて、今度こそミノタウロスの角を切断して帰ろうと振り返って愕然とした。 木や地面の至る場所で魔方陣が輝き、そこから白銀の狂戦士達が次々に召喚されていく。 「ゴガァァァァァッ!!!」 「グルァァァァァァッ!!!」 「グラァァァァァァァッ!!!」 呆然としている間に俺の周りにガーディアンの大群が出来ていた。 「冗談だろ…」
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