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『…ジュン…!…無事…!?』
『へっ? あ、うん』
俺がトゥーナに念話を飛ばす前に俺よりも不安そうなトゥーナが俺に念話を飛ばしてきて思わず、返事を返してしまった。
『…良かった…』
『あー、うん。俺はそんな簡単に殺られたりしないから心配すんな』
『…うん…でも…不安…だった…から…』
『そっか…ありがとな。
でも、なんで俺が危ないって思ったんだ?』
直接戦ったのはカイトだろうし、トゥーナはアリスと会話してない筈だけど…。
『…学園…に…変なの…が…いっぱい…来て…カイト…と…ステラちゃん…カミト先輩…カイン先生…学園長…が…戦って…変なの…が…居なくなった後で…カイン先生…が…ジュン…が…危ない…かも…って…』
『なるほどな』
考えてみれば学園ってカイトを抜いても全帝、闇帝、雷帝、光帝の四人も帝が居るんだった。
一体一体は大したことないガーディアンぐらいじゃ、落とせないか。
まぁ、ゴーレムⅠはカイトが白式でも使って倒しただろうしな。
『ってことは、トゥーナ達無事ってことでいいんだな?』
『…うん…大丈夫…だよ…』
『そっか…良かったよ…。
じゃあ、俺もそっちに出来るだけ早く戻るよ』
『…うん…』
そう言って、トゥーナとの念話を切る。
「あ…ギルドに報告に行かねぇと」
面倒くさっ!
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