第三のチート接近的な何か

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  「…撫でても…許して…あげない…」 撫でたら、一瞬顔がへにゃっとなったが、すぐに顔を引き締めてそう言う。 「ははっ、いいよ。 なら、許して貰えるまでこうしてるだけだから」 ソレを見て、思わず笑いを溢しながら言葉を返す。 「…むぅ…」 あれ? ホントに拗ねちゃった? 「ゴホン!」 「「あっ」」 わざとらしいカイトの咳払いによって今の状況を思い出した。 「…はぅぅ…」 そのままで居るわけにもいかず、立ち上がったのだが、相当恥ずかしいのかこの上無い位、顔を真っ赤にしたトゥーナは俺の背中に隠れた。 「あんまり、見ないでやってくれ」 苦笑いしながら、こっちをニヤニヤしながら見てやがる奴等にそう言う。 一同「無理」 「だそうだ」 「…はぅ…!?」 「ってかよ。 なんで、カイトとSクラスの奴等が居るんだ?」 頭から煙が出てるトゥーナは放っておいて話を進める。 トゥーナはこうなるとなかなか元に戻らないから、仕方なくだ。 決して面倒くさいからではない。
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