第三のチート接近的な何か

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  「酷いな!?」 「読心術…!?」 「全部駄々漏れだよ!」 そんな感じにギャーギャーやっている内にトゥーナの意識がトリップ先から帰ってきた。 トゥーナが元に戻ったら、学園に居る理由も無いのでカイト達と共に寮に帰った。 ―――――――――― ――――――――― ―――――――― ――――――― ―――――― ――――― ―――― ――― ―― ― 「では、帝定例会議を始める」 俺が初めてこの会議に参加した時と同じように赤いローブの炎帝エルザさんがそう言って、会議が始まった。 ただ、今回があの時と違うのは全ての帝が集まっている事。 まぁ、今回は事が事だしな。 その帝大集結の中で正体を隠して居るのは、俺こと総帝、カイトこと覇帝、全帝の三人。 俺は、ホントにいつもの格好に戦争煽動機関のマークが入った黒い仮面といういつものスタイルだ。 コレ、今思ったけどあんまり正体隠してないな。 カイトは、以前見た時と変わらず、金の刺繍が所々に施された白いローブに目だけ出ている白い仮面をしている。 そんで、全帝だが、銀色のローブに白い仮面という何の面白みも無い格好だ。
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