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「酷いな!?」
「読心術…!?」
「全部駄々漏れだよ!」
そんな感じにギャーギャーやっている内にトゥーナの意識がトリップ先から帰ってきた。
トゥーナが元に戻ったら、学園に居る理由も無いのでカイト達と共に寮に帰った。
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「では、帝定例会議を始める」
俺が初めてこの会議に参加した時と同じように赤いローブの炎帝エルザさんがそう言って、会議が始まった。
ただ、今回があの時と違うのは全ての帝が集まっている事。
まぁ、今回は事が事だしな。
その帝大集結の中で正体を隠して居るのは、俺こと総帝、カイトこと覇帝、全帝の三人。
俺は、ホントにいつもの格好に戦争煽動機関のマークが入った黒い仮面といういつものスタイルだ。
コレ、今思ったけどあんまり正体隠してないな。
カイトは、以前見た時と変わらず、金の刺繍が所々に施された白いローブに目だけ出ている白い仮面をしている。
そんで、全帝だが、銀色のローブに白い仮面という何の面白みも無い格好だ。
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