僕はサディストじゃない

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キ-ンコーンカ-ンコーン・・・ 桜の花びらが散る季節 太陽の光で一層輝いて見えるそいつの頭が僕の方に近付いて来る 「リ~オン~!」 金髪の髪を揺らしながら、気色の悪い声で僕の名前を呼ぶのは同級生のスイ リオン「・・・・・朝から何抱き着いてるの?」 背中から回された手を掴み捻る スイ「いたたたたっ;痛いよリオン!」 リオン「痛くしてるんだから当たり前でしょ?」 スイ「鬼畜~まぁそういうとこもツボなんだけどっ」 リオン「黙れマゾ野郎」 スイ「リオンがサディストなだけだよー」 リオン「・・・・・あっ、そこにとかげが居る」 地面を指さしながら言うと、 スイ「ぅぎゃぁぁ!!とかげ嫌ぁぁぁ!」 スイは風の如く学校の中へと走り去って行ったーー ざまぁみろ! .
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