黒タイツにもこだわりを。

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―――――回想。 その日の朝。 俺は、萌衣のベッドから飛び起きて、1人思った。――そうだ、黒タイツをとりに行こう。裸の萌衣にそっとシャツをかけ、俺は静かに部屋をでた――。 慣れた道を歩き、慣れた手つきで玄関のドアを開ける。 もうこの家の鍵の隠し場所など、とっくのとうに覚えている。 二階から「この童〇がぁぁぁぁ!」という叫びにも似た声が聞こえる。やっぱキャン様は最高だな。 台所に行き、冷蔵庫からビールを取り出すついでに、中を物色。 たいしたモンねーな…
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