渡る世界はバカばかり

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*** 「きりーつ」 ガタガタッ 「れーい」 「「さよーならー」」 ガヤガヤ 「なー、掃除ってどこだっけ?」 「知らねー」 「おなか減ったー」 「どっか寄るー?」 「いいねー」 ガヤガヤ 「にーかっわサン!」 「んー、何?」 「や、何もー」 「何もないのかよ!」 「え、何でそんなテンション高いの」 「悪いかよ」 「別にいいけどねー。珍しいなーって思ってさ」 「あー、かもな。ま、そんなことはいいから、早く帰ろーぜ」 「うい。あ、俺コンビニ寄るけど、にーかわサンも行く?」 「ん、行く」 「よーし。んじゃ、つばさくん、ばいばーい」 「明日も遅刻するなよー」 「こーへー、明日寝坊したらサボるか」 「いいねー。まだ出席率だいじょーぶだし。カラオケにでも行く?」 「二人共……最悪、遅刻してでも来いよー」 「「りょーかい」」
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